第64回日本甲状腺学会学術集会

第64回日本甲状腺学会学術集会
会長　長谷川 奉延（慶應義塾大学医学部 小児科学教室 教授）

第64回日本甲状腺学会学術集会を2021年11月18日（木）－20日（土）に都市センターホテル（東京都千代田区）で開催させていただきます。大変光栄に存じております。同時に責任の重さも痛感しております。

小児科医が担当する学術集会は、千葉大学小児科教授中島博徳先生が会長をされた第27回以来37年ぶりです。

本学術集会のテーマは「By always thinking unto THYROID」です。Isaac Newtonの名言をmodifyし、皆様の“いつも甲状腺のことを考える”という気持ちを込めました。

申すまでもないことですが、新型コロナウイルス感染症は世界中の様々の活動に大きな影響を与えています。日本甲状腺学会も例外ではなく、第64回はウィズコロナ時代の学術集会となります。オンサイト（現地開催）、オンライン、オンサイトとオンラインのハイブリッド、のいずれの開催方法も視野に入れ、しなやかな学術集会を運営する所存です。日本甲状腺学会学術集会は、甲状腺の診療・研究・教育に関わる、内科医、外科医、小児科医、放射線科医、耳鼻咽喉科医、産婦人科医、病理科医、臨床検査科医、総合診療科医、基礎研究者、コメディカルスタッフ等の多様な皆様が1年に1回切磋琢磨する貴重な機会です。今まで以上に、発表者、参加者ともに活発かつ安全に情報を共有・交換できるように工夫します。

実りの多い第64回日本甲状腺学会学術集会とするためにもっとも重要であることは学会員・学術集会参加者の御1人御1人のお力であることは言を俟ちません。多くの皆様の演題のご応募およびご参加を心よりお待ちしております。

2020年12月吉日