当番世話人挨拶

第18回AI-拡大内視鏡研究会 当番世話人 松田 尚久(東邦大学医療センター大森病院 消化器内科)

第18回AI-拡大内視鏡研究会
当番世話人 松田 尚久
(東邦大学医療センター大森病院 消化器内科)

このたび、第18回AI-拡大内視鏡研究会を2022年9月17日(土)ベルサール半蔵門(千代田区麹町)にて開催させていただく運びとなりました。

過去17回の拡大内視鏡研究会をはじめとした学会・研究会での数多くの症例検討や臨床研究を通して拡大内視鏡観察の有用性が示され、今や咽頭から大腸まで、拡大内視鏡観察は内視鏡診療において欠かせないものとなりました。

さらに、超拡大内視鏡(Endocytoscopy)や新たな画像強調内視鏡等の登場により、病変の検出や質的診断、深達度診断に至るまで、より精緻な内視鏡診断が可能な時代となったものの、未だに病変の見逃しや診断に苦慮する症例に直面することがあります。また、近年内視鏡領域での人工知能(AI)の利活用が可能となり、内視鏡診療は大きな転換期を迎えているとも言えます。

そこで本会は、「内視鏡AI診断と拡大内視鏡観察の真価に迫る」をテーマに開催します。歴史あるこれまでの拡大内視鏡研究会の形式を踏襲し、症例検討を中心にエキスパートからのミニレクチャーを加えた魅力的なプログラムを考えています。

AI診断や拡大内視鏡観察が診断に有用であった症例、あるいは診断に難渋した症例の提示に加え、AIや拡大内視鏡に関する新しい知見についてご発表いただき、その真価に少しでも迫ることが出来ればと思います。咽頭・喉頭・食道・胃・十二指腸・小腸・大腸の全ての領域から幅広く演題を募集します。

是非、皆様からの多くの演題応募とご参加をお待ちしております。