当番世話人挨拶
このたび、第19回AI-拡大内視鏡研究会を2023年9月16日(土)ベルサール半蔵門(千代田区麹町)にて開催させていただく運びとなりました。
過去18回の本研究会における数多くの症例検討や臨床研究を通して拡大内視鏡観察の有用性が示され、近年では新たな診断ツールとしての人工知能(AI)への期待が高まって来ています。
今や咽頭から大腸まで、拡大内視鏡観察は内視鏡診療において欠かせないものとなり、超拡大内視鏡(Endocytoscopy)や新たな画像強調内視鏡等の登場により、病変の検出や質的診断、深達度診断に至るまで、より精緻な内視鏡診断が可能な時代となって来ました。
しかし、未だに病変の見逃しや診断に苦慮する症例に直面することがあり、内視鏡領域での人工知能(AI)の利活用が今後、ますます重要となっていくと考えられ、現在、内視鏡診療は大きな転換期を迎えているとも言えます。
そこで本会は、『進化する内視鏡 -拡大内視鏡とAIの貢献:現状と将来への展望-』をテーマに開催します。歴史あるこれまでのAI-拡大内視鏡研究会の形式を踏襲し、症例検討を中心にエキスパートからのミニレクチャーを加えた魅力的なプログラムを考えています。
是非、皆様からの多くの演題応募とご参加をお待ちしております。