第27回日本高齢消化器病学会総会／第21回消化器病における性差医学・医療研究会

この度、第27回日本高齢消化器病学会総会を2025年7月4日（金）、7月5日（土）の2日間、新宿のハイアットリージェンシー東京において開催させていただくこととなりました。合同開催となる、第21回消化器病における性差医学・医療研究会の当番世話人の順天堂大学消化器内科の北條麻理子先生とともに鋭意準備を進めております。東京医科大学といたましては消化器内科学分野の河合 隆教授が開催した第20回以来、8年ぶりの開催となります。

本学会は、高齢者の消化器疾患診療に関しての研究推進を大きな目的として発足いたしました。これまで、高齢者を対象として疾患全般を扱う学会や消化器病関連学会の中で高齢者に関する主題は数多くありましたが、本学会のように終日高齢者の消化器疾患に焦点をあて、討論する場を有する学会は大変貴重であり、それが本学術集会の大きな特徴であります。第27回学会総会では、特別講演、シンポジウム、一般演題等のセッションの他、学会開催までに新しいガイドラインの作成と学会時にその公聴会を予定しております。実りのある会となるよう、多数の演題応募と先生方のご参加をお待ち申し上げます。

この度、第２１回消化器病における性差医学・医療研究会の当番世話人を拝命し、２０２５年７月４日（金）、５日（土）に第２７回日本高齢消化器病学会総会（会長糸井隆夫教授）と合同でハイアットリージェンシー東京において開催させていただくことになりました。

消化器病における性差医学・医療研究会は、２００５年４月に日本消化器病学会の附置研究会として発足し、JDDWの会期中開催、そして日本消化器病学会関連研究会としての独立開催を経て、２０１８年８月の第１４回研究会より日本高齢消化器病学会と合同で開催されております。

現代社会において、性別の多様性を尊重し、包摂的な社会を築くことがますます重要となっています。性別の多様性を尊重するためには、性差に関する科学的な理解が不可欠です。本研究会ではあらゆる消化器疾患の病態、治療に関して性差という観点から検討を行い、新たな知見を得て理解を深めることを目指します。是非多くの先生方のご参加をお待ちしております。