第61回日本臨床生理学会総会(61st Annual Meeting of the Japanese Society of Clinical Physiology)

会期:2024年11月15日(金)・16日(土) 会場:KABUTO ONE HALL & CONFERENCE(〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町7-1 KABUTO ONE 4階) 会長:岩切 勝彦(日本医科大学大学院 消化器内科学 大学院教授)

演題募集

演題登録

演題登録期間

  • 2024年4月15日(月)~ 6月26日(水)
    7月31日(水)まで延長しました。
    8月21日(水)まで延長しました。
    9月16日(月)まで延長しました。

応募資格

  • 学会規定により、筆頭演者および共同演者全員が日本臨床生理学会の会員であることが必要です。
  • 大会までに、入会手続きをお願いいたします。
  • 入会については、日本臨床生理学会のホームページをご確認ください。

募集内容(公募については、のちほど「座長のことば」を掲載いたします)

  • シンポジウムは指定と公募があります。
    公募は赤字のものになりますので、ご注意ください。
シンポジウム1<指定>「不整脈診療の最前線」
シンポジウム2<公募>「食道運動異常症・GERDの最前線」
  • 座長秋山 純一(国立国際医療研究センター病院 消化器内科)
  •  栗林 志行(群馬大学大学院医学系研究科 消化器・肝臓内科学)
High-resolution manometryの普及と食道アカラシアに対するper-oral endoscopic myotomy (POEM)の開発により、食道運動障害診療においてパラダイムシフトが生じ、新たな知見が次々と報告されている。さらに、近年では食道の収縮だけではなく、伸展性も重要であることが明らかになってきた。胃食道逆流症に関しても、これまでの薬物治療や外科手術以外の選択肢として内視鏡治療が保険適用になり、新たな展開が期待される。本シンポジウムでは、食道運動障害および胃食道逆流症に関する新たな知見について幅広く議論したい。
シンポジウム3<指定>「HFpEFの診断と治療 ―多面的介入―」
  • 座長豊田 茂(獨協医科大学 心臓・血管内科/循環器内科)
  • 白壁 章宏(日本医科大学千葉北総病院)
わが国において、高齢化や生活習慣病の増加に伴い、心不全の中でもHFpEFの割合が50-70%にまで増加している。HFpEFは、左室の拡張機能障害に加え、軽度の収縮機能障害、左房機能障害、肺高血圧症、右心不全、血管スティフネス上昇、冠動脈の内皮機能障害など、多岐にわたる病態が見られます。これらの病態は、高齢、高血圧、肥満、心房細動などの併存症によってさらに複雑化しています。
従来、HFpEFの治療は主に利尿薬によるうっ血症状の管理に限られていましたが、最近ではSGLT2阻害薬に関する新たなエビデンスが示され、治療の選択肢が広がりつつあります。
本シンポジウムでは、HFpEFの診断から最新の治療アプローチに至るまで、この分野の専門家たちによる貴重な知見を共有いただくことになります。エキスパートの先生から実際の研究成果や臨床経験を基に具体的な話をしていただくことで、参加者の皆様にとって有益な情報を提供できることを期待しています。
シンポジウム4<指定>「スポーツと科学/持久走に関する最新の話題」
  • 座長鈴木 良雄(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科)
近年、持久走イベントとして舗装路を走るマラソンや山野を駆け抜けるトレイルランニングが人気を集めている。自身の限界に挑戦し、時に歩きながらも完走を目指す姿は、参加者だけでなく観戦者にも大きな感動をもたらしている。そして生理学的な面でも、持久走に関して様々な視点から研究が進展している。本シンポジウムでは、持久走中のエネルギー消費量やエネルギー源、腸内環境と持久走パフォーマンスの関係、脳機能と持久走の限界との関係などの最新研究について、各演者の研究領域から紹介し、今後の研究課題についてもディスカッションを行いたいと考えております。
シンポジウム5<指定>「COVID-19の病態とこれからの向き合い方」
  • 座長柳原 克紀(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 病態解析・診断学分野(臨床検査医学))
COVID-19のパンデミックが始まってから4年以上が経過し、診断・治療・予防法が確立され、日常疾患の1つとして対応することが可能となった。しかしながら、コロナ後遺症や免疫抑制患者における持続感染など、その病態生理については未解明の部分もあり、また、今後のワクチン戦略も未解決である。さらに、次なるパンデミックとして懸念される”Disease X”に対する備えも欠かせない。本セッションでは、COVID-19のパンデミックを経て得られた知見と未解決の課題に対する最新のエビデンスを各演者に紹介していただき、これからの展望について考えるシンポジウムとしたい。
シンポジウム6<公募>「FD・IBS・慢性便秘症の最前線」
  • 座長二神 生爾(日本医科大学武蔵小杉病院 消化器内科)
  •  山本 貴嗣(帝京大学医学部 内科)
日常臨床において機能性消化管疾患(FGID)は高頻度であり、高齢化等社会の変化に伴い患者数が増加傾向である。複数の要素が関連している症例が少なくなく診療上の問題点も多く残されているが、近年基礎研究面での新たな知見や内視鏡機器の発展等によりFGIDの診断、治療が進歩している。本シンポジウムでは機能性ディスペプシア(FD)、過敏性症候群(IBS)、慢性便秘症をはじめ、FGIDに関する様々な新しい知見について広くご発表いただき議論したいと考えている。
シンポジウム7<公募・一部指定>
「心臓リハビリテーション:入院から外来心リハ、そして維持期心リハへどう繋ぐか」
  • 座長伊東 春樹(公益財団法人日本心臓血圧研究振興会附属 榊原記念病院)
基本的に、循環器疾患の多くは生活習慣の改善により発症予防、再発予防が可能である。その手段としての心臓リハビリテーション(心リハ)の有用性は多くのエビデンスに支えられる最も重要な予防かつ治療手段である。しかしながら本邦においては急性期の心リハの普及率が低いばかりか、外来さらに生活の中で継続する維持期リハへの移行はさらに少ない。心リハ本来の効果を得るためには、入院から外来さらに維持期へのシームレスな継続を実現する必要がある。当セッションではそのための技術や工夫など、方法論についてディスカッションを予定している。
シンポジウム8<指定>「臓器連環研究が紡ぐ代謝学の新潮流」
  • 座長野出 孝一(佐賀大学医学部 循環器内科)
  •  岩部 真人(日本医科大学大学院医学研究科 内分泌代謝・腎臓内科学分野)
本シンポジウムでは、生体の恒常性の維持という視点から、臓器間相互作用による代謝維持機構およびその破綻によって生じる生活習慣病に対し新しい切り口から理解を深めることを目指します。各臓器がどのように緻密に連携し、体内環境のバランスを保ちながら生命活動を支えているのか、現代の科学技術により明らかにされたその最先端の研究に迫ります。恒常性の維持において臓器連環が果たす役割と、それに伴う代謝調節機構に焦点を当て、この分野でご活躍なさっている3名の先生から、最新の研究成果とデータを交えてご講演いただくことになっております。本シンポジウムを通じて、代謝学の新たな潮流を体感していただけることを願っております。
脈波シンポジウム<公募>「脈波から得られる生体情報の基礎と応用」
  • オーガナイザー宮下 洋(自治医科大学健診センター)
脈波解析の応用範囲は広く、循環器分野のみならず他の領域でも研究・応用されていますので、本シンポジウムでは、脈波関連演題すべてが対象となる広いテーマを設定しております。臨床・基礎、また職種を問わず、対象脈波のモダリティーも問わず、脈波を研究・応用されているすべての研究者にご参集いただき、オープンで自由な議論により、脈波解析研究の発展と臨床応用の拡大、新たな研究・応用の課題発見に資することを目的といたします。特に近年の人工知能(AI)の発展に対応し、脈波AI関連の研究演題も歓迎いたします。
パネルディスカッション<指定>「リハビリテーション専門職の臨床生理学的視座」
  • 座長大内 基司(千葉大学大学院看護学研究院 看護学研究科・看護学部)
  •  下井 俊典(千葉大学大学院看護学研究院 看護学研究科・看護学部)
優秀論文賞受賞講演
教育講演
特別講演
一般演題(口演のみ)
一般演題のカテゴリーは下記の通りです。
  1. 循環器系
  2. 呼吸器系
  3. 消化器系
  4. 腎臓系
  5. 内分泌・代謝系
  6. 神経系
  7. その他

※その他の予定プログラムにつきましてはプログラムをご参照ください。

文字数制限

・シンポジウム1~8、脈波シンポジウム、一般演題、その他
  • 演題名:全角42文字以内
  • 抄録本文:全角500文字以内
    • 著者名(共著者を含む)、所属機関名、演題名、抄録本文の合計文字数は全角600文字以内です。
    • 図表は使用できません。
  • 最大演者数(筆頭演者+共同演者):14人以内
  • 最大所属施設数:6施設以内
・優秀論文賞受賞講演、教育講演、特別講演
  • 演題名:全角42文字以内
  • 抄録本文:全角1400文字以内
    • 著者名(共著者を含む)、所属機関名、演題名、抄録本文の合計文字数は全角1500文字以内です。
    • 図表は使用できません。
  • 最大演者数(筆頭演者+共同演者):14人以内
  • 最大所属施設数:6施設以内

使用文字について

  • ①、②、③ のようにまる数字は使用できません。
  • Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ のようなローマ数字も使用できません。英字の組み合わせで、II、VI、XIのように入力してください。
  • シンボル(symbol)書体半角のα β γ等を使用する場合は、必ず全角のα β γを利用してください。
  • タイトルおよび抄録本文で上付き文字、下付き文字、斜め(イタリック)文字、太文字、改行、アンダーラインを使うときに用いる<SUP></SUP>、<SUB></SUB>、<I></I>、<B></B>、<BR>、<U></U>の記号はすべて半角文字を使用してください。
  • 本文中に単独で < または > を利用するときは、全角文字を使用してください。

登録の完了

  • 登録画面でデータを入力後、一番下の「新規演題登録」ボタンをクリックすると、確認画面に変わります。これで登録は完了です。
  • 登録が終了しますと、登録番号が電子メールにてUMIN事務局より自動発行されます。
  • 登録番号の発行をもって、演題登録は終了です。
  • オンライン演題登録につきまして不明な点、疑問等がございましたら下記のページをご覧ください。
  • 万が一、うまく利用ができない場合には、お問い合わせの前にUMINホームページで障害が発生していないかまずご確認ください。

演題登録の修正・削除

  • 一度登録された演題に修正を加えるときは、「確認・修正・削除」ボタンを使用します。
  • 締切期限内であれば、演題番号とパスワードを入力することにより、何度でも修正・確認をすることができます。
    また、登録された演題を削除することもできます。
  • ご本人が登録されたデータをそのまま使用して抄録集を作成いたします。その為タイプミスには十分ご注意ください。演題登録締切後は、共同演者の追加・変更も含め原稿の変更は一切お受けすることができません。詳細な確認をいただきますようお願いいたします。

演題の採否について

  • 演題募集締切後に採否を決定させていただきます。
  • 採択通知は、演題登録の際にご入力いただいた筆頭演者のメールアドレス宛にお送りいたします。

演題登録システム

暗号通信
新規登録 確認・修正
平文通信
新規登録 確認・修正

お問合せ先

第61回日本臨床生理学会総会 運営事務局
株式会社プランニングウィル内
〒113-0033 東京都文京区本郷3-40-10 三翔ビル4F
TEL:03-6801-8084 
FAX:03-6801-8094
E-mail:jscp61@pw-co.jp